Acrobat/DDE: AppHide

説明

Acrobat アプリケーションを最小化します。

但し、タスクバーには表示されません。

メモリ上にプロセスとして残るだけで、いつでも使用可能状態になっています。

※Adobe Readerでは使用出来ません。

 

形式

[AppHide()]

 

引数

無し

 

戻り値

true 最小化に成功しました。
false 失敗しました。

注)ExcelのVBAではDDE命令の発信ステートメント上で、戻り値を取得出来ません。

 


サンプル:Excel のVBA

Acrobat アプリケーションを最小化します。

  • Excel VBA開発環境をF8キーでステップ実行して動作確認する。

 

Sub DDE_AppHide()

Dim lChanNo As Long ‘DDEチャンネル番号
Dim strFilePath As String

‘Acrobatを起動する
Shell “C:¥Program Files¥Adobe¥Acrobat 9.0¥Acrobat¥Acrobat.exe”
‘DDEチャンネルのオープン
lChanNo = DDEInitiate(“Acroview”, “Control”)

‘Acrobatアプリケーションを消す。 ※プロセスは残っている
DDEExecute lChanNo, “[AppHide()]”
‘Acrobatアプリケーションを最小化から元のサイズに戻す
DDEExecute lChanNo, “[AppShow()]”

‘PDFを全て閉じ、Acrobatアプリケーション終了 ※プロセスは消える
DDEExecute lChanNo, “[AppExit()]” ‘Acrobatプロセスも消える
‘DDEチャネルを閉る
DDETerminate lChanNo

End Sub

 

補足

  • Adobe Readerでは使用出来ません。

 

動作確認環境

  • WindowsXP + SP3 + WindowsUpdate
    Adobe Acrobat Pro 9.1.0 + Office Pro 2003

 

Adobe社の解説ページ : 英語

以下がAdobe社のAcrobat DDEの解説ページです。

表示には時間がかかります。

http://livedocs.adobe.com/acrobat_sdk/9/Acrobat9_HTMLHelp/IAC_API_DDE_Messages.104.3.html

 

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